【大施餓鬼会(通称:おせがき)】厳修のご報告

通称:施餓鬼棚

5月25日に当山(智福寺)の3大行事の1つである、【令和4年度 大施餓鬼会】を厳修いたしました。

コロナ禍での行事の厳修は、お寺とお檀家さまがお互いに気をつけなければならないことがたくさんあります。

そのような状況でも、毎回たくさんのお檀家さまにご参拝いただき、大変ありがたく思います。

施餓鬼の説明をしたいところですが・・・

施餓鬼を説明すると、計り知れない時間がかりますので、時間があるときに改めて記事を書くことにいたします。ご了承ください。

当日の様子

当日は、密を避けて、比較的ギッシリと椅子を並べました。

おかげさまで満堂で・・・というより少しはみ出るぐらいのご参集をいただき、尊いご縁を感じた次第です。

感染対策は徹底的に施しましたので、おかげさまで感染などのご報告はきておりません。

檀信徒総代様のご退任

永年にわたり、当山の檀信徒総代をつとめられた方がご高齢によりご退任されました。

そこで、法要の前に《感謝状と記念品》を授与する儀式を執り行いました。

当山のために、いかなるときも多大なるご尽力・ご助言を賜り誠にありがとうございました。

【表白(ひょうびゃく)】を読んでいる最中に・・・

当日、まさかのハプニングがありました。

私の話が長いのは、毎度のハプニングではありますが・・。え?

・・・それは置いておいて(ΦωΦ)

事件は、【表白】という施餓鬼の意義が説かれている文を読んでいるときに起きました!

本義から・・・換気を取る・・・さまざまな理由で【通称:施餓鬼棚(トップにある写真)】の後ろの扉を全開にしておりました。

【表白】を2行ほど読みすすめたとき、まさかの突風が吹きこみ、施餓鬼棚の上段の位牌が倒れ、その下の段のほとんどの物が倒れたのです(ΦωΦ)💦💦

火が出なかったのが不幸中の幸いで、そばにいた妻と、僧侶数名である程度復旧しました。

【表白】を最初から読み直すところから再開し、事なきを得ました(^^♪

お参りをいただいたお檀家さまにおかれましては、ある意味大変貴重な経験をされたことでしょう(笑)

懇ろに・・・

《法要の中盤》お焼香をしていただきながら・・・ご参集の方々と、ご欠席の方々が志すところの回向・塔婆供養などを懇ろにいたし、たくさんのお念仏をお称えし、ハプニング含みの法要をなんとか終えることができました。

※欠席された方々にお申込みいただいた、たくさんの塔婆は、5月27日に各墓地へ建立いたしました。

最後に

準備の段階から、本番当日までさまざまな出来事がありました。

寺族の助け、若手僧侶の尽力、及び檀信徒の皆さまのご理解・ご協力により、【令和4年度 大施餓鬼会】を厳修することができました。

ホッとしたのと、相当な疲れなどが影響し・・・後日、見事に体調を崩したのです。

おまけに食中毒になり、散々なオチをいただきました(ΦωΦ)

準備の段階の段階で人手を増やすなどの対策が、本当に必要と感じた行事でありました。

皆さまも、コロナ感染はもちろん、猛暑、心身の不安定など・・・諸々お気をつけてお過ごしくださいませ。

何かお困りごとがありましたら、当山に相談してください。